XYZプリンティングジャパンは22日、既存モデルよりさらにコンパクトになり持ち運びも可能になった3Dプリンタ新シリーズ「ダヴィンチ mini シリーズ」を発表した。

2モデルラインナップし、Wi-Fiモデルの「ダヴィンチ mini w」は7月22日発売で税込44,800円、カラフルなモデルの「ダヴィンチ miniMaker」は8月5日発売で税込39,800円。なお、「ダヴィンチ miniMaker」は、同社直販サイトとAmazon.co.jpで、税込37,800円で予約購入できる先行予約販売を22日から実施する。

ダヴィンチ mini w

ダヴィンチ miniMaker

両モデルとも家庭内での利用を想定した製品で、夏休みなどの長期休暇にものづくりを体験するのに最適としている。素材となるフィラメントには、トウモロコシの澱粉が原料のPLA樹脂を採用。従来複数ボタンを備えていた操作パネルは、ボタンひとつに簡略化した。

Wi-Fiモデルの「ダヴィンチ mini w」は、同一ネットワーク内からであれば、専用の3Dモデリングソフト「XYZmaker」を使用し好きな場所から3Dプリントが行える。同ソフトでは、進捗状況やプリントモジュールの加熱状態、フィラメントの状態、エラーの対処法などが確認可能。専用のユーティリティーソフト「XYZware」では第5世代3D演算エンジンでスライスの正確さと演算効率が向上し、印刷前の準備時間を大幅に短縮できるようになった。

その他のスペックは共通しており、サイズはW400×D336×H362mm、重量は約8kg。プリンターヘッドはシングルで、フィラメント直径は1.75mm、ノズル直径は0.4mm。プリント方式は熱溶解樹脂積層方式。積層ピッチは0.1~0.4mm。対応フォーマットはSTL、XYZ Format。対応OSは、Windows 7 / 8/ 8.1 / 10、OS X 10.8以降。

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