リコーは7月12日、レーザー光源を採用した短焦点プロジェクター「RICOH PJ WXL4540」を発表した。発売は7月19日。価格はオープンで、推定市場価格は税別331,000円前後。

RICOH PJ WXL4540

RICOH PJ WXL4540は、レーザー光源を採用したDLP方式のプロジェクター。一般的な高圧水銀ランプの光源に比べて約10倍となる20,000時間の長寿命を実現している。明るさは3,200ルーメン。

焦点距離が短く、約1mの距離から100インチのスクリーンに投射可能。防塵対策を施しており、チョークの粉が舞う教室やほこりの多い店舗でも安心して使用できるという。

DLP素子のサイズは0.65型で、画素数は1,280×800ドット。映像入力端子は、ミニD-sub15ピン、HDMI×2、RCA×1を装備。サイズはW383×D308×H85mmで、質量は約5.5kg。3,000ルーメンクラスのレーザー光源短焦点プロジェクターとして最小・最軽量を実現している(2016年6月現在、リコー調べ)。

高輝度なスタンダードDLPプロジェクターも2モデル投入

同時に、高輝度スタンダードプロジェクター2機種も発表した。発売は7月19日で、価格はオープン。推定市場価格は、「RICOH PJ WU5570」が629,000円前後で、「RICOH PJ X5580」が400,000円前後(いずれも税別)。

RICOH PJ WU5570

明るさは、RICOH PJ WU5570が5,500ルーメンで、RICOH PJ X5580が6,000ルーメンのDLPプロジェクター。DLP素子の画素数はRICOH PJ WU5570が1,920×1,200ドットで、RICOH PJ X5580は1,024×768ドットだ。

映像入力端子は、ミニD-sub15ピン×2、HDMI×2、DisplayPort×1、RCA×1、S-VIDEO×1を装備。HDMI端子はMHL入力にも対応しており、スマートフォンなどからダイレクトに投影することも可能だ。