この連載では、Google検索やGooleの各種サービスを便利に使う小技を紹介していきます。
【バックナンバー】Googleお役立ちテクニック

Google Chromeブラウザ(以下、Chrome)でタブを開きすぎていると、ChromeやPCの動作が重くなることがよくあります。そんなときは、タブを整理してメモリの使用量を減少させれば改善されます。

メモリ使用量の多いタブを閉じる

まずはタスクマネージャを使って、メモリ使用量の多いタブを閉じる方法を試してみましょう。タスクマネージャでは、Chrome全体のメモリ使用量や、メモリ使用量の多いタブを確認することができます。

「Google Chromeの設定」-「その他のツール」-「タスクマネージャ」を選択すると、タスクマネージャが開きます

「メモリ」をクリックして、メモリの使用量が多いプロセス順に並び替えます。タスクを選択して、「プロセスを終了」をクリックすると、タブを閉じることができます

タスクマネージャでは、拡張機能のメモリ使用量も確認できます。メモリ使用量が多いときは、拡張機能を無効にすることでメモリを節約できます。あまり使っていない拡張機能は無効にするといいでしょう。

拡張機能を無効にするには、「Google Chromeの設定」-「その他のツール」-「拡張機能」を選択し、拡張機能の横にある「有効」のチェックボックスをオフにします

拡張機能「OneTab」を使う

閉じられるタブが少ないときは、拡張機能の「OneTab」を使ってみましょう。OneTabを実行すると、すべてのタブを閉じて、1つのページにリスト化してくれます。メモリ使用量を劇的に減らせるだけでなく、Chromeのタブを一気に整理できるので、メモや参照で開いているタブを整理するのにおすすめです。

OneTab

OneTabを実行するには、Chromeの画面右上にあるOneTabのボタンをクリックします

このように1つのページに収めてくれます。それまで開いていたタブはすべて閉じられますが、固定化しているタブはそのまま残ります

OneTabでは、必要なタブを1つずつ、あるいはまとめて復元(削除)できます。まとめたあとに開いたタブを、再びまとめることもできます。