セイコーウオッチは8月6日に、高級ウオッチブランド「クレドール」の新製品を発売する。"幻のガラス"とされる特殊なガラス工芸を用いて、額紫陽花(がくあじさい)をみずみずしく描き出した「パート・ド・ヴェール限定モデル」だ。限定20本、税別価格は2,500,000円となる。

パート・ド・ヴェール限定モデル(GTWE879)

今回のパート・ド・ヴェール限定モデルは、ジュエリー作家の塩島敏彦氏とのコラボレーションによって制作された。豊かな色彩と柔らかな質感の「パート・ド・ヴェール」でダイヤルを装飾し、蘭の花をモチーフとした作品(2015年発表)に続く二作目となる。

繊細なグラデーションと色彩で額紫陽花を描いたダイヤル

「パート・ド・ヴェール」は、日本では「鋳込み(いこみ)ガラス」と呼ばれる特殊なガラス工芸技法。フランス語でガラスの練り粉を意味する。微細な粉末状のガラスを用いるため、細部も自在に発色でき、表現豊かな作品を作ることが可能。

18Kホワイトゴールドのケースは、ベゼル部分に48個のダイヤモンドを配置し、額紫陽花を引き立てている。同時に、額紫陽花のブルーと調和するように、ブルーのサテン調ストラップを採用した。

そのほか、ケースサイズが外径30.5×厚さ8.5mm、風防がボンベサファイアガラス(内面無反射コーティング)、防水性能が日常生活用防水、耐磁性能がJIS耐磁時計1種。ムーブメントは、クオーツムーブメント「キャリバー5A70」だ。