発表会でダイハツ工業 上級執行役員 上田亨氏は、「はたらく 楽ラク」という同車のコンセプトを披露し、「新たなニーズに応えるため“6つの楽”を実現した」と語った。
その6つの楽とは「楽ラク ノリオリ」「楽ラク ツミコミ」「楽ラク アンシン」「楽ラク ドライブ」「楽ラク セイケツ」「楽ラク カラフル」というもの。
まず「楽ラク ノリオリ」だが、同車はセミボンネットを備えたFFレイアウトを採用する。エンジンを車体底部に搭載した軽ワンボックスカーに比べ車体を低くでき、そのぶん、乗降が楽というもの。「楽ラク ツミコミ」は、やはり車体が低くなったことを受けて、荷物を高く上げなくても積み込みが楽になるとする。
乗用車並みの安全・安心装備
「楽ラク アンシン」は、衝突回避支援システム「スマートアシストⅡ」を一部グレードで標準搭載し、レーザーレーダーだけでなくカメラとソナーセンサーを軽商用車で初めて採用したという。また、タイヤロックを防ぐABSや「VSC&TRC」など、安定走行をサポートする機能を集約した「アクティブセーフティ」を全車に標準装備する。まさに、軽乗用車並みの安全・安心装備だ。
以下、CVTによる滑らかな走行を実現した「楽ラク ドライブ」、樹脂製のフラットな荷室により掃除がしやすい「楽ラク セイケツ」、標準色ホワイトのほかに5カラーが用意され、軽商用車では異例ともいえる6カラー展開の「楽ラク カラフル」などとなる。