Intelは31日、COMPUTEX TAIPEI 2016の基調講演で「Kabylake」の開発コードネームで知られる第7世代Intel Coreプロセッサに言及した。2016年第2四半期に出荷を開始し、2016年後半に搭載製品が登場するという。

"Kabylake"と"Apollo Lake"について言及

"Kabylake"こと第7世代Coreプロセッサは、現行の"Skylake"の後継にあたるメインストリーム向けのプロセッサ。まだ詳細は明かされていないが、パフォーマンスや駆動時間の向上、メディア機能の強化などを予定しているという。

すでにASUSが30日に開催したメディアイベントでは、第7世代Coreプロセッサ搭載をうたう2in1 PC「ASUS Transfomer 3」が発表されている。今回の言及を受けて、このほかにもCOMPUTEX会期中に"Kabylake"関連の製品がアナウンスされるかもしれない。

"Kabylake"が搭載されるという「ASUS Transfomer 3」。Skylakeの例から考えるとおそらくはノートPCやタブレット向けの製品から投入される可能性が高い

また、基調講演では"Braswell"後継のエントリー向けSoC"Apollo Lake"についても、"Kabylake"同様に2016年第2四半期の出荷と2016年後半の製品投入を発表した。こちらに関してもCOMPUTEXで関連製品が登場する可能性がある。