シャープは5月25日、8K放送の受信に対応した高度広帯域衛星デジタル放送受信機を、世界で初めて(※)開発したと発表した。
2016年8月に、BS17chにて開始される8K試験放送の専用受信機。シャープが2015年10月に発売した8K液晶ディスプレイ「LV-85001」と接続すると、3,300万画素の超高精細映像を表示できる。
従来のテレビ放送よりも多彩な表現を可能とする新字幕や新データ放送などにも対応。4K放送のマルチ編成放送も受信できる。別途アンプやスピーカーと組み合わせることで、22.2ch音声出力も行える。
今回の専用受信機は、5月26日~29日にNHK放送技術研究所が開催する「技研公開2016」にて展示される。
※シャープ調べ。