パナソニックは4月5日、マイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ「LUMIX GX7 Mark II」(DMC-GX7MK2)を発表した。発売は5月18日で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、ボディ単体が90,000円前後、標準ズームレンズキットが100,000円前後、単焦点ライカDGレンズキットが130,000円前後。
LUMIX GX7 Mark IIは、2013年に発売された「LUMIX GX7」の後継モデルだ。撮像素子は、ローパスフィルターを取り除いた1,600万画素の4/3型 Live MOSセンサーを搭載。画像処理エンジンのヴィーナスエンジンも刷新しており、解像感・質感を維持しつつノイズを抑える。
手ブレ補正技術は、レンズ内の2軸補正とボディ内の5軸補正を組み合わせた「Dual I.S.」を採用。Dual I.S.は対応レンズ使用時にのみ有効となる。EVF(電子ビューファインダー)は約236万ドットの液晶で、チルト機能は持たない。背面のモニターは約104万ドット・3型液晶、タッチパネル付きとなっている。
4K(30p/24p)の動画撮影が可能。また、撮影した4K動画のフレームから好みのコマを選ぶ「4K フォト」と、撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト」に対応している。また、新たなモノクロモード「L.モノクローム」を追加しており、フィルムカメラで撮影したようなモノクロ写真を得られるという。
そのほかの主な仕様は、ISO感度がISO200~25600 (拡張ISO100)、シャッター速度が60~1/4000秒 (電子シャッターでは1~1/16000秒)。静止画の撮影可能枚数は約290枚 (CIPA規格)。Wi-Fi機能も搭載している。サイズはW122×H70.6×D43.9mm、重量は約383g (本体のみ)。本体色はブラックとシルバーの2種類を用意する。
標準ズームレンズキットには「LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.」が、単焦点ライカDGレンズキットには「LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.」が付属する。