神奈川県・パシフィコ横浜で開催の「CP+2016」、シグマブースのレンズ製品を見ていこう。発表されたばかりのAPS-Cサイズ用「50-100mm F1.8 DC HSM」と、マイクロフォーサーズ用とソニーEマウント用「30mm F1.4 DC DN」に注目だ。
製品名に「DC」が付く「50-100mm F1.8 DC HSM」は、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ用となる。すでに発売済みの「18-35mm F1.8 DC HSM」と同じく、ズーム全域でF1.8の明るいズームレンズだ。F1.8通しを考えればコンパクトともいえるが、それでも大口径望遠ズームらしく、大きく、そしてずっしりとした重さがあった。
ミラーレスカメラ用の「30mm F1.4 DC DN」も発表されたばかりの新製品で、こちらも触れることができた。F1.4の明るいレンズだが、その割りにはそれほど大きくはなく、重さも265gとまずまず軽い。別の「30mm F2.8 DN」は画質優先で設計されるArtラインだが、この30mm F1.4 DC DNは、コンパクトで幅広い用途に向けたContemporaryラインとなっている。
ソニーEマウント用のマウントアダプタ「MOUNT CONVERTER MC-11」は、シグマのレンズと組み合わせることで、レンズの補正データをカメラに送り、カメラ側での各種補正を可能にする製品だ。もちろん、AFや絞り制御も可能である。
現状では19本のシグマレンズに対応。機能上、MOUNT CONVERTER MC-11にあるUSB端子とパソコンをつないで、対応レンズを増やせるそうだ。