キヤノンは2月23日、光学20倍ズーム機能を搭載したフルHD対応ビデオカメラ「iVIS HF G40」を発表した。キヤノンオンラインショップにて2月下旬に販売を開始する。価格は税別149,800円。
iVIS HF G40は、1/2.84型・動画有効291万画素HD CMOS PROセンサーと画像処理エンジン「DIGIC DV4」を搭載したハイアマチュア向けのデジタルビデオカメラ。光学20倍ズームレンズにより、35mm判換算で広角26.8mmから望遠576mmの焦点距離をカバーする。また5軸手ブレ補正機能も内蔵する。
新開発のCMOSセンサーにより、従来モデル「iVIS HF G20」からS/N比を3dB改善し、低照度撮影時の画質を向上。ピクチャー設定に、中高輝度域の階調を人間の目で見たものに近づける「高輝度優先モード」、ダイナミックレンジを被写体濃度600%まで拡大した「ワイドDRモード」を追加している。
モニターは、3.5型・約123万ドットの有機EL式。Wi-Fi機能では、新たに5GHz帯に対応し、大規模イベント会場など混雑した電波環境でも安定した通信が期待できる。
主な仕様は下記の通り。
- 撮像素子:1/2.84型HD CMOS PROセンサー、動画有効291万画素
- 焦点距離:26.8~576mm (35mm判換算)
- 最低被写体照度:1.2ルクス (1/30秒撮影時)。
- モニター:有機EL、3.5型、約123万ドット
- EVF:0.24型、約156万ドット
- 記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード (スロット2基装備)
- 動画記録形式:AVCHD、MP4
- サイズはW115×H84×D231mm
- 重さ:約765g