キヤノンは18日、昇華型のコンパクトフォトプリンター「SELPHY(セルフィー)」シリーズの新モデル「CP1200」を発表した。ホワイトとピンクの2色を用意。2月25日に発売する。価格はオープンで、直販価格は税別12,800円。

SELPHY CP1200

CP1200は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真をワイヤレス印刷できるWi-Fi内蔵プリンターだ。アップルの「AirPrint」やキヤノンの専用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」に対応している。本体に「Wi-Fiボタン」を備え、デジタルカメラやスマートフォンなどと簡単にワイヤレス接続できる。また、Instagramの流行で定番となった正方形写真のプリントに対応。写真用紙にも正方形のカードサイズシールが加わった。

本体にはSDカードスロットを装備し、SDカードに保存した画像も印刷できる。チルト可能な操作用液晶(2.7型)を搭載。このほか、オプションで本体に直接装着できるバッテリーパック「NB-CP2LH」を用意している。

印刷時には、色合いのアレンジ / 色調整 / 明るさ補正が行えるほか、自動で写真を補正する機能も搭載。また、特殊フィルムによるオーバーコート仕上げを行うことで、写真に光沢感を出し、水や汚れなどから保護できる。

プリント方式は昇華型熱転写方式(オーバーコート付)で、解像度は300×300dpi、階調数は256階調。インクはイエロー / マゼンタ / シアン / オーバーコートの専用カセットを採用。

インタフェースはデジタルカメラ・USBメモリー用のUSB Aポートと、PC用のUSB Bポートを搭載。本体サイズはW180.6×D135.9×H63.3mm、重量は約860g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8以降。