タムロンは、35mm判フルサイズ用の大口径超広角ズームレンズ「SP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012)」と、APS-C用の高倍率ズームレンズ「18-200mm F/3.5-6.3 Di II (Model B018)」のソニー用を12月24日に発売する。希望小売価格(税別)はSP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012)が140,000円、18-200mm F/3.5-6.3 Di II (Model B018)が36,000円。

SP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012)

18-200mm F/3.5-6.3 Di II (Model B018)

いずれの交換レンズもすでにキヤノン用とニコン用が発売されているが、このたびソニー用の発売日が決定した。ソニー製のカメラボディ側が手ブレ補正機能を持つため、レンズには手ブレ補正機構「VC」を搭載していない。

SP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012)は、2014年9月に開発発表された超広角ズームレンズ。レンズ構成は13群18枚。XGM(eXpanded Glass Molded Aspherical)レンズを前群に配置し、LD(LowDispersion:異常低分散)レンズ複数枚を適切に位置に置くことで、歪曲収差や倍率色収差などを抑制する。

18-200mm F/3.5-6.3 Di II (Model B018)は、2015年8月に発表された高倍率ズームレンズ。「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14)」の後継モデルに当たり、光学設計を最新にしたほか、DCモーターのAFユニットなど刷新した。