オヤイデ電気(小柳出電気商会)は東京・中野サンプラザで開催中の秋のヘッドフォン祭 2015にて、未発表のハイレゾポータブルプレーヤー「FiiO X7」のプロトタイプを参考出品。試聴も可能となっている。
FiiO X7は同社のポータブルハイレゾプレーヤーのフラッグシップとなるモデルで、2015年冬に発売予定。ヘッドフォン祭の同社ブースでは試聴も可能だが、24日は整理券が配布され、かなりの順番待ちを覚悟する必要があった。
AndroidモードとPureモードの2つのオペレーションモードを持っており、Androidモードでは他社の再生アプリも使用可能だ。PureモードではFiiOオリジナルのプレーヤーとなり、こちらのほうが安定性は優れているという。
搭載しているCPUはRockchipの「RK3188」。クロックは1.4GHzだ。DACチップは、ESS Technology社の「ES9018S」を採用。DSD、PCM、FLACのほかに、DTSなども含めた豊富なファイルフォーマットに対応する。
本体の下部はアンプモジュールとなっており、ネジで取り外しが可能だ。標準で装備されているのはIEMモジュールだが、オプションとして「Medium-class module」「High-Power module」「Balanced module」が用意される予定だ。
microSDスロット(128GB対応)があり、Wi-FiとBluetoothも搭載。ディスプレイサイズは4インチだ。バッテリー容量は3,700mAhで、10時間以上の連続使用が可能だ。
秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。10月25日18時まで開催中。