5月16日・17日の2日間、東京・中野サンプラザでフジヤエービック主催の「春のヘッドフォン祭 2015」が開催された。ここでは、オンキヨー&パイオニアイノベーションズのブースにおける注目展示を取り上げる。

注目を集めていたハイエンドヘッドホン「SE-MASTER1」

オンキヨー&パイオニアブースでは、5月11日に発表したハイエンドヘッドホン「SE-MASTER1」が注目を集めていた。SE-MASTER1は新開発のドライバーにより、5Hz~85kHzの超広域再生を実現したモデル。推定市場価格も250,000円前後(税別)と非常に高価だ。今回が初の一般公開ということもあり、試聴のための列が途切れることはなかった。

また、新たに取り扱いを始めたフィリップスブランドのヘッドホン「Fidelio(フィデリオ)」シリーズのフルラインアップを展示。5月12日に発表した「F1」「M2BT」「M2L」に加えて、それらと同じφ40mmドライバーを採用したノイズキャンセルヘッドホン「NC1」も参考出展されていた。NC1は欧州ではすでに発売されているが、国内では未発表のモデルだ。

「Fidelio」シリーズのノイズキャンセルヘッドホン「NC1」

オランダの著名なDJ、Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブレーン)と共同開発したプロDJ向けヘッドホン「A3-PRO」も注目モデル。

Armin van Buurenと共同開発したプロ向けDJヘッドホン「A3-PRO」(左)

オンキヨーブランドでは、2月の「ポタ研」にも参考出展していたDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ兼プレーヤーの「DAC-HA300」を再び展示していた。

DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ兼プレーヤーの「DAC-HA300」