シャープは27日、静電容量方式タッチパネルを採用した「BIG PAD」シリーズの新製品として、80V型タッチディスプレイ「PN-L803C」を発表した。8月上旬より発売する。価格はオープン。
静電容量方式タッチパネルを採用する80V型ワイド液晶ディスプレイ。複数のタッチセンサーでの同時読み取りと、ノイズを除去する独自技術を採用。ノイズを従来機の1/8以下に抑え、約15mm角の小さな文字の書き込みを可能にした。ペン先3.5mmの新タッチペンも付属する。
会議などでホワイトボードとして活用できるソフト「SHARPペンソフト」を同梱。最大4人の同時書き込みが可能なほか、「マルチボード」機能により3台並べてシートを左右にスライドさせながら同時に表示することもできる。またスマートフォンなどと連携し、画面の共有や双方向書き込みができるミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク」も同梱されている。「SHARPタッチビューアー」では、様々なファイル形式のデータをタッチ操作で手軽に使用できる。
主な仕様は、画面サイズが80V型ワイド、液晶パネルがUV2、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が4,000:1。本体は縦向き / 横向きの両対応。
映像入力インタフェースはHDMI×3、D-Sub×2、DisplayPort×1、コンポーネントビデオ×1、コンポジットビデオ×1。通信用に10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN×1を搭載。本体サイズはW1850×D96×H1,072mm、重量は約77kg。