フロンティアファクトリーは3月25日、自宅のレコーダーをリモート視聴対応にする「Slingbox M1 HDMIセット」を発表した。発売は4月10日。価格はオープンで、推定市場価格は32,800円前後(税別)。

Slingbox M1。アナログ入力のみを備える

Slingbox M1は、地デジ、BS、CS、CATV、録画番組、DVDなど自宅で視聴できる映像を、スマートフォンやタブレット、パソコンを用いて、インターネット経由でリモート視聴できるようにする機器。最大でフルHD(1080p)の映像出力に対応する。入力インタフェースはコンポーネント×1、コンポジット×1、アナログ音声(RCA)×1。なお、スマートフォン・タブレット用の視聴アプリ「Slingplayer」は別売で、価格は1,000円前後(税込)。

このたび発売されるSlingbox M1 HDMIセットは、Slingbox M1と専用のHDMIコンバーターがセットになったもの。レコーダーがHDMI出力にしか対応していない場合にHDMIコンバーターを使用する。HDMIコンバーターのインタフェースは、HDMI入出力×1、コンポーネント出力×1、アナログ音声(RCA)出力×1、micro USB(充電用)×1。コンバーターを使用する場合は接続機器の映像出力を1080iに設定する必要がある。

「HDMIコンバーター」

Slingbox M1は、2011年に発売した「Slingbox」、2013年に発売した「Slingbox 350」に続く第3世代目のモデルだ。これまで有線LANにしか対応していなかったが、このたび無線LAN(Wi-Fi)にも対応。そのほか、パソコンからしか行えなかった環境設定がスマートフォンからも行えるようになった。

なお、Slingbox M1単体では販売せず、HDMIコンバーターとのセットのみを販売する。