タップやピンチも思いのまま

タッチクルーザーEXの操作は、ポインタを動かすだけではない(というか、動かせるだけでは意味がない)。タッチエリア上でタップ操作もできるし、指をのせて1~2秒静止させてやると、ポインタが十字に変化する。この状態になると、タッチエリア上で指をすべらせて画面を高速でスクロールできるスライド操作や、2本の指を開いたり閉じたりすることで画面を拡大縮小させるピンチ操作が可能になるのだ。さらにもう一度、軽くタップすることで再びポインタ表示に戻すことができる。

どこでもいいので少しだけ指を置いた状態にするとポインタが十字に変化する

タップなどはスマホと同じ感覚だ

ピンチ操作まで可能になる

文字で書くと煩雑そうだが、やってみるとけっこう簡単で、スマホユーザーの筆者でもすぐに慣れることができた。なお、タッチクルーザーEX操作時でもテンキーは普通に押して使えるので、従来のように十字キーで画面を操作することもできる。

実はセンターキーなどを使って普通にキー操作もできる

なお、タッチやらPCサイトの閲覧やらで、従来のガラケーよりもかなりパワーを食いそうなイメージがあるが、心配はご無用。操作感はサクサクで、通信も重さは感じない。PCサイトやスマホサイトを表示してもサクサクとストレスなく開いてくれる。これは、クワッドコアのCPUパワーもさることながら、スマホと同じく4G LTEに対応しているから。ちなみにガラケーとしては国内初だという。