日本郵便は15日、一人暮らしや共働きなど、自宅に不在がちのユーザーが、ネット通販した商品を受け取れるゆうパック用の受取ロッカーを、郵便局内を中心に設置すると発表した。
受取ロッカーでは、PCやスマートフォンなどから購入したネット通販商品を、郵便局などで受け取れる。ECサイトなどでの商品購入時に、受け取りたいロッカーを指定すると、指定ロッカーにゆうパックで荷物を配達する。商品が配達されると、ECサイトから購入者に配達済みの連絡が行われ、ロッカーの開錠に必要な認証番号が通知される仕組み。
同社では、受取ロッカーの需要を確認するため、2015年4月以降をめどに、ショッピングサイト「楽天市場」で試験サービスを開始する。ロッカーの設置場所は渋谷郵便局や世田谷郵便局など、東京都内の集配業務を受け持つ郵便局を中心に30カ所程度を予定する。