マイクロンジャパンは7日、CrucialブランドのSSD新製品「Crucial MX200」を発表した。2.5型7mm厚SATA版のほか、mSATA、M.2 Type 2260、M.2 Type 2280という各プラットフォーム版を用意。容量は250GBと500GBで、2.5型SATA版には1TBモデルもある。
2.5型SATA版は1月下旬から、そのほか各プラットフォーム版は2月以降、順次出荷の予定。価格はオープンで、店頭予想価格は2.5型SATA版の250GBが17,000円前後、500GBが30,000円前後、1TBが57,000円前後の見込み。ラインナップ的な位置付けとしては、現行のハイエンドモデル「Crucial M550」の後継となる。
Micron製の16nm MLC NANDフラッシュを採用し、コントローラは「Marvell 88SS9189」(カスタムファームウェア)、インタフェースは各プラットフォーム版ともSATA 3.0(6Gbps)だ。従来モデルと比較して耐久性が向上しており、総書込バイト数(Total Byte Written)は、250GBが80TBW、500GBが160TBW、1TBが320TBWとなっている。
リード速度とライト速度は、各プラットフォーム版および各容量で共通。シーケンシャルリードは555MB/秒、シーケンシャルライトは500MB/秒、4KBランダムリードは100,000IOPS、4KBランダムライトは87,000IOPだ。
そのほか、AES 256bit暗号化、TCG Opal 2.0、IEEE-1667、Microsoft eDrive、TRIM、アクティブガベージコレクション、S.M.A.R.T.といった機能をサポートしているほか、データ転送ソフトウェアとして「Acronis True Image HD」が付属する。