昨今、IT業界では「健康管理」がトレンドらしい。

AppleはiOS 8に「ヘルスケア」という健康管理のためのアプリを搭載してきたし、Apple Watchでもスポーツウォッチ的な機能を搭載するという。また、Googleにはすでにヘルス機能が入ったAndroid Wear搭載デバイスやエクササイズ記録アプリ「Google Fit」をリリースしている。さらにマイクロソフトが発表した「Microsoft Band」にも活動量や心拍数が測定できる機能がつくらしい。

もはや「IT系=閉じこもっていて不健康」ではないのだな。

そんな中、私は日本における健康系ガジェットの雄と個人的に思っているオムロン ヘルスケアの活動量計「HJA-311 カロリスキャン」を使っていた。フリーライターという仕事柄、出勤することなくモニターに向かうことが多く、さらに片頭痛が急にひどくなった原因は高血圧だったという衝撃の事実を受け、運動しなければと今年頭から決意したわけだ。

若いころはさしたる運動をしなくてもある程度、健康を保っていられるが、中年になるととたんにガタッとくる。多分、AppleもGoogleも、マイクロソフトも、中の人が中年期に差し掛かって「これじゃいけない」と自覚したからヘルスケア系アプリやデバイスを開発したんじゃないかな。きっとそうだ。

2015年発売予定のApple Watch。活動量計系のセンサーだけでなく心拍数センサーもあるらしく気になるところ

今まで使ってきたオムロン ヘルスケアの活動量計、HJA-311 カロリスキャン。コストパフォーマンスが高いのですが、クリップが……