ソフトバンクモバイルの感情認識ロボット「Pepper」は、その大きさから日本の住宅事情には合わないのではないか、置き場所に困るのではないか、孫さんの自宅であれば問題なさそうだが――。8日開催のソフトバンク第1四半期決算説明会で、こうした素朴な質問に孫正義代表が回答した。

CMでもお馴染みのPepper

Pepperのサイズは、高さ121cm×奥行42.5cm×幅48.5cm。小学校低学年の生徒くらいの大きさだ。日本の狭い住宅事情からすれば、おもちゃにしては大きいが、孫代表は「家に子供が一人増えたという感覚でPepperを登場させたかった。Pepperをおもちゃだとは思っていない。家族の一員として迎えてくれるところに提供したい」とPepperのサイズ感についてコメントした。さらに「10年後、20年後、30年後には、会社で仕事をする一員として、Pepperのようなロボットが普及する時代がやってくると信じている」と続け、ロボット事業に関する自身の見解を改めて示した。