天面のモードダイヤルでは、オートからマニュアルまで計7つのモードが選べる。4K動画を撮る場合は、ここから「クリエイティブ動画」モードを選択し、撮影メニューの画質設定を「4K」に設定した上で撮影を行う。4K動画のファイルフォーマットはMP4とMOVが用意される。
撮影はこれまでと変わらず、ボディ背面の動画ボタンを押してスタート/ストップを行う。注意したいのは、4K動画の撮影時はほかの動画モード選択時に比べて撮影画角がやや狭くなること。記録メディアについては「UHS Speed Class 3」のカードが推奨されている。
撮った4K動画は、カメラ上での再生のほか、HDMIケーブルまたはSDメモリーカードを経由して4Kテレビでの鑑賞が楽しめる。今回は同社の最新65V型モデル「VIERA(ビエラ) TH-65AX800」を使ってDMC-GH4の4K動画を再生してみたが、4Kならではの圧倒的なディテール表現を堪能できた。肉眼やカメラのモニター上では気が付かなかったような被写体の細かい部分まで克明に記録できている。使い勝手自体は従来機でのフルHD撮影とほとんど同じだが、フォーカスの設定や被写体の選択などに関しては、これまで以上に気を配って撮ったほうがいいだろう。
「VIERA TH-65AX800」では背面のSDカードスロット経由で4K動画の再生ができる |
「VIERA TH-65AX800」のビデオ一覧画面 |
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4K撮影した動画から静止画としてキャプチャーした1コマ(3,840×2,160ドット画像を見る) |
4K撮影した動画から静止画としてキャプチャーした1コマ(3,840×2,160ドット画像を見る) |