ポニーキャニオンは、アシュトン・カッチャー主演による2013年11月劇場公開作品『スティーブ・ジョブズ』のBlu-ray/DVDの販売を、WWDC 2014開幕日となる、本日6月3日に開始した。価格はBlu-rayが4,700円(税別)で、DVDが3,800円(税別)。
同作品は、2011年10月5日、56歳の若さで死去した米AppleのCEO・スティーブ・ジョブズの生涯を描いた伝記映画である。主演は『バレンタインデー』や『キス&キル』で知られるアシュトン・カッチャー。『カンザス・シティ』『イノセント・ガーデン』のダーモット・マローニーらが脇を固める。監督は、本作が日本では初上映の長編映画となった、ジョシュア・マイケル・スターン。監督作品としては、これが3本目の長編映画である。
本作は2013年のサンダンス映画祭でクロージング作品として上映され、その年に、アメリカや日本で劇場公開された。
今世紀最高の経営者、人の心を掴むカリスマと呼ばれたスティーブ・ジョブズ。一方で彼は、我儘で傲慢、自分の信念を絶対に曲げず、必要ならば友人さえも追い落とす非情な男とも言われていた。そのような「嫌われ者」ともいえる人物が、なぜ、世界中の人々から熱く愛されるデバイスを生み出すことが出来たのか? 本作はその疑問に答えてくれる。
莫大な富と名声を手にする一方で、その激しい性格は多くの敵をつくり、遂には自分が設立した会社からも追放されるという事態を迎えたこともあった。それでも挑戦することを諦めなかった男、ジョブズ。誰もが知る天才の、誰も知らない真実がここにある。
特典映像として、アシュトン・カッチャーとスティーブ・ジョブズ(インタビュー映像)、削除されたシーンのほか、アップル創業当時、ジョブズとともに働いていたロッド・ホルト氏とダニエル・コトキ氏へのインタビュー映像を収録。アップルの創業場所であるジョブズの養父母の家のガレージで撮影した貴重な映像だ。開発者カンファレンス「Worldwide Developers Conference (WWDC) 」の深夜中継を最後まで視聴する熱狂的なアップル愛好家には見逃せない一本だ。