パナソニックは4月4日、ブルーレイディスクレコーダー「ディーガ(DIGA)」の新モデル「DMR-BXT970」と「DMR-BXT870」を発表した。発売は5月25日。価格はオープンで、推定市場価格は、DMR-BXT970が税別200,000円前後で、DMR-BXT870が税別140,000円前後。
両機とも、"まるごと"の「チャンネル録画」を実現したレコーダー。チャンネル録画用として、DMR-BXT970は8基の地上デジタルチューナーと3基のBS/110度CSチューナーを搭載。同様に、DMR-BXT870は4基の地上デジタルチューナーと3基のBS/110度CSチューナーを搭載している。
加えて両機ともに、通常録画用として3基の地上デジタルチューナーと3基のBS/110度CSチューナーを搭載。これらのうち最大2基をチャンネル録画用に割り当てることができ、DMR-BXT970で最大10、DMR-BXT870で最大6のチャンネル録画が可能となる。チャンネル録画の録画モードは、DMR-BXT970がDR~15倍で、DMR-BXT870が2~15倍だ。
DMR-BXT970のHDD容量は5TBで、チャンネル録画用3TBと通常録画用2TBの構成。同様に、DMR-BXT870のHDD容量は3TBで、通常録画用2TB、残りがチャンネル録画用に設定されている。通常録画用の領域はサイズ変更が可能で、最大1,750GBをチャンネル録画用に割り振ることが可能だ。外付けのUSB HDDへの録画に対応しており、USB 3.0対応HDDであればチャンネル録画の保存先にも指定できる。
新機能の「ボイス&モーションリモコン」は、音声で番組検索や再生・予約・録画などの操作を行える。インターネットへの接続とミモーラへの有料会員登録を行うと、番組内のシーン検索機能を利用することも可能だ。
ネットワークは、DLNAのサーバー機能を装備。DTCP+のリモートアクセス規格と次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)の「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件 Ver1.0」に準拠しており、外出先でも録画番組や現在放送中の番組をストリーミング再生することが可能だ。