ディラックは13日、台湾CRYORIG社製のハイエンドユーザー向けCPUクーラー「R1 UNIVERSAL」を発表した。3G津19日より発売する。店頭予想価格は13,000円前後。2014年1月に発売した「R1 ULTIMATE」に続く第2弾となる。

R1 UNIVERSAL

従来モデルよりもヒートシンク位置を後方にずらし、背の高いヒートスプレッダ搭載メモリと干渉しないように配慮。ヒートシンクはアルミ製で、6mm径の銅製ヒートパイプ×7本で熱を伝導する。ヒートシンクは2つの部位に分かれ、低密度の吸気部と高密度の排気部によって、エアフローの高速化も図った。

「DirectCompress」技術により、ヒートシンクとヒートパイプの接合面積を10%以上増やし、より多くの熱をヒートシンクへと伝える。加えて「Heatpipe Displacement Optimization」では、ヒートパイプの配列をずらして配置することで、ヒートシンクへの熱伝導性能を高めている。

搭載ファンはスリーブベアリングを採用する140mm×2基。中央のファンは厚さ25.4mmで、ノイズレベルは19~23dBA。左右のファンは厚さ13mmでノイズレベルが20~24dBA。回転素はともに700~1,300rpm。防振ゴムにより接地面から発生するノイズも減らしている。

本体サイズはW168.3×D140×H128.5mm、重量はヒートシンクが936g、ファンが89g+156g。対応CPUソケットは、Intel LGA775 / LGA115x / LGA1366 / LGA2011、AMD Socket AM2 / AM3 / FM1。

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