米Microsoftは19日 (現地時間)、オンライン版Officeアプリの名称を「Office Web Apps」から「Office Online」に変更し、新たにOffice.comというポータルページを用意した。
Office Web Appsは、Microsoftアカウントを使ってログインし、ブラウザ上でWord、Excel、PowerPoint、OneNoteなどのドキュメントの作成・表示・編集などを行えるWebアプリだ。オンラインドキュメントの保存スペースにはOneDrive (旧SkyDrive)を使用し、クラウドを通じた共有やコラボレーションも可能。名称を変更したのは、Appsが付いているとネイティブアプリと混同するというコメントが顧客から寄せられたためで、よりオンライン版をイメージさせるOffice Onlineを採用した。
オンライン版Officeアプリには、これまでOneDriveからアクセスしていたが、オンラインストレージが入り口だと、オンライン版Officeの存在に気づかないユーザーが多かった。そのためOffice Onlineを前面に出したOffice.comを用意した。Office.comからはOffice Onlineアプリだけではなく、Outlook.com、OneDrive、People、Calendarなどにもアクセスできる。また、これまで同様にOneDriveからもOffice Onlineアプリを使用できる。