エレコムは14日、独自機構の「GrandBass System」により重低音を強化したカナル型イヤホン「EHP-CA3570」シリーズと「EHP-CS3570」シリーズを発表した。1月中旬より発売し、価格は「EHP-CA3570」が各4,420円、「EHP-CS3570」が各5,040円。

「EHP-CA3570」

いずれも直径13.6mmのドライバーを採用したカナル型イヤホン。チャンバー(空気室)を2つ設置し、大きな音響容積を確保すると同時に密度を高めることで、迫力のある重低音を再現できる。さらに振動板の表裏にマグネットを配置する「前置きマグネット方式」により、振動スピードを高め、より力強いサウンドを表現可能という。

また、イヤーキャップには、先端を膨らませた新設計「デプスフィットイヤーキャップ」を採用。イヤーキャップの内外の硬度を変えたことで、音質とフィット感を向上させた。

「EHP-CA3570」シリーズは、直径3.5mmの3極ミニプラグを採用したオーディオプレイヤー向けモデルだ。カラーバリエーションはブラック、シルバー、レッドをラインナップする。一方、「EHP-CS3570」シリーズは、内蔵マイクによる通話が可能なスマートフォン向けモデルだ。着信応答やボリューム調整が行えるリモコンスイッチを備える。プラグ形状は直径3.5mmの4極ミニプラグ。カラーバリエーションはブラックとレッドの2色をラインナップする。

「EHP-CS3570」

主な仕様は2製品共通で、インピーダンスは16Ω、感度は100dB/1mW、再生周波数帯域は10~22,000Hz。コード長は1.2m。本体サイズはW17.7×D19.6×H22.8mmで重量は約6g。マイクサイズはW8×D7.2×H34.6mmで重量は約3g(EHP-CS3570シリーズのみ)。