ASUSTeK Computerは20日、ベゼル幅0.8mmのフレームレスデザインやAH-IPSパネル採用の29型/27型/23型ワイド液晶ディスプレイを発表した。発売日と店頭予想価格は、23型「MX239HR」(25,800円)と27型「MX279HR」(37,800円)が8月22日、29型「MX299Q」(59,800円)が9月中旬以降の予定。

29型ウルトラワイド「MX299Q」

MX299Q

アスペクト比が21:9、解像度が2,560×1,080ドットの29型ウルトラワイド液晶ディスプレイ。無料でダウンロードできるユーティリティ「ASUS MultiFrame」によって、画面内に表示するウィンドウを柔軟にマネジメントできる。また、Bang & Olufsen ICEpowerと共同開発したオーディオテクノロジー「ASUS SonicMaster」を搭載。ディスプレイ内蔵オーディオとは思えない、原音に限りなく近い最高峰の音質を提供するとしている。

そのほか主な仕様は、画面がノングレア(非光沢)、バックライトがLED、最大輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ASCR時8,000万:1)、視野角が水平垂直とも178度、応答速度(G to G)が5ms、最大表示色が約1,677万色。

映像入力インタフェースは、DisplayPort 1.2、HDMI 1.4(MHL対応)、デュアルリンクDVI-Dの3系統。3W+3Wのスピーカーを内蔵し、音声入力としてステレオミニジャック×1を備える。スタンドのチルト角は下5度/上20度、VESAマウントには対応しない。消費電力は使用時が30W以下、スタンバイ時が0.5W以下。本体サイズはW700.2×D215.1×H391mm、重量は約5.5kg。


23型フルHD「MX239HR」 / 27型フルHD「MX279HR」

23型「MX239HR」

27型「MX279HR」

画面サイズ以外の仕様はほぼ共通で、オーディオテクノロジー「ASUS SonicMaster」を搭載する。

解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)、画面はノングレア(非光沢)、バックライトはLED、最大輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比は1,000:1(ASCR時8,000万:1)、視野角は水平垂直とも178度、応答速度(G to G)は5ms、最大表示色は約1,677万色。

映像入力インタフェースは、HDMI 1.3×2系統とD-Sub×1系統。3W+3Wのスピーカーを内蔵し、音声入力としてステレオミニジャック×1を備える。スタンドのチルト角は下5度/上20度、VESAマウントには対応しない。

使用時の消費電力は23型「MX239HR」が33W以下、27型「MX279HR」が37W以下、スタンバイ時はどちらも0.5W以下。本体サイズ/重量は、23型「MX239HR」がW522.2×D207.2×H392.2mm/約3.7kg、27型「MX279HR」がW622.6×D225.2×H441.3mm/約5.2kg。

23型「MX239HR」

27型「MX279HR」