Googleは23日、6月22日に世界遺産として登録された富士山のストリートビューを公開した。撮影は実際にバックパック型の機材「トレッカー」1台を背負い、3日間をかけ吉田ルートの1合目から山頂まで登山したことがGoogle Japan Blogで明かされている。

撮影スケジュールは、7月2日にお中道を含む1~5合目までを撮影。悪天候によるスケジュール調整を挟みながら、7月11日~12日の2日間で5合目から山頂、お鉢巡り、下山道を撮影したという。富士吉田ルートは登り7.5km、下り7.6kmの計約15kmで、今回のストリートビューでは、パノラマ写真約14,000枚を使用している。

今回のストリートビュー公開に際し、Google Japan Blogでは山梨県知事の横内正明氏のコメントを掲載している。また、今回の撮影の様子がYouTubeに投稿されている。

6合目から見える山頂

頂上入り口

富士山頂を一周する「お鉢巡り」も撮影