キヤノンが7月2日に発表した「EOS 70D」は、「EOS 60D」の後継モデルとなるハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラだ。発表会で展示されていた機材の写真で、その魅力を紹介。

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「EOS 70D」

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EOS 70Dでは、新開発のライブビューAF「デュアルピクセルCMOS AF」を採用。撮像素子上に配置された位相差AFセンサーを用いる点はミラーレス一眼「EOS M」などで採用されている「ハイブリッドCMOS AF」と同様だが、今回は1つ1つの画素に2つずつのフォトダイオードが用いられている。これにより、最終合焦まで位相差AFで行うことが可能になり、コントラストAFで最終調整を行っていたハイブリッドCMOS AFより大幅な高速化が実現された。

EOS 70Dでは、新開発の「デュアルピクセルCMOS AF」対応のCMOSセンサーのほか、キヤノン製デジタル一眼レフのフラッグシップモデル「EOS-1D X」などで採用されている画像処理エンジン「DIGIC 5+」や、Wi-Fiモジュールが搭載されている

背面の液晶モニターはEOS 60Dと同じく上下左右可動式のバリアングルモニターとなっている。可動範囲は左右方向に180度、上下方向に270度。

背面の液晶モニターは可動式となっている

上部

左側面

右側面

EOS 70Dは8月下旬発売。価格はオープンで、パッケージはボディのみのものと、交換レンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」が付属するレンズキット、交換レンズ「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」が付属するレンズキットの3種類が用意される。推定市場価格はボディのみが13万円前後、EF-S18-55mmのレンズキットが14万円前後、EF-S18-135mmのレンズキットが17万円前後。