パナソニック システムネットワークスは25日、フルHD解像度に対応したネットワークカメラ「アイプロ」シリーズの新製品4モデルを発表した。7月下旬より順次発売し、価格は84,000円より。

WV-SW598J / WV-SC588

「WV-SW598J」

「WV-SC588」

「WV-SW598J」は、パン、チルト、ズームが可能な屋外用モデル。受注生産のみで7月下旬より発売し、価格は672,000円。360度エンドレスパン機構と30倍ズーム機能を備えることで、広範囲のエリアをカバー。自動追尾機能では、画面内の動きに対応し、人物の大きさに合わせたズーム倍率の調整を行いつつ被写体を自動で追尾する。屋外ハウジングとの一体化によって発生する二重像を低減する機能も搭載。

独自のプラットフォーム「UniPhierシステムLSI」を備え、1,920×1,080ドット(フルHD)での録画に対応。フレーレムレートは30fpsで、対応動画形式はH.264。スーパーダイナミック方式の採用で、照度差の激しい逆光環境下でも被写体の明るさを画素単位で補正し、自然な画像で記録する。記録用にSDXCメモリーカードスロットを搭載するほか、親水コートのドームカバーを装備する。

「WV-SC588」は、パン、チルト、ズーム機能を備えた屋内用モデル。9月より発売し、価格は540,000円。水平方向から44度上向き方向の撮影に対応する。その他の仕様は「WV-SW598J」とほぼ共通。

WV-SW158 / WV-SF138

「WV-SW158」

「WV-SF138」

「WV-SW158」は、コンパクトドームタイプの屋外用モデル。7月より発売し、価格は105,000円。内蔵マイクと音検知機能を搭載し、物音を検知した場合、管理者にメールやアラームで通知できる。屋外での使用に耐えるよう、IP66の防塵・防水性能を確保した。1,920×1,080ドット(フルHD)での録画機能や、スーパーダイナミック方式などの機能は「WV-SW598J」とほぼ共通。

「WV-SF138」は、コンパクトドームタイプの屋内用モデル。7月より発売し、価格は84,000円。屋内用ということで、「WV-SW158」から防塵・防水性能を省略したモデル。その他の仕様はほぼ共通。