Googleは24日、福島県内の帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域指定エリアの飯舘村、葛尾村、川内村、田村市、楢葉町、南相馬市のストリートビュー撮影を開始したことを同社オフィシャルブログで発表した。

同社は、3月には福島県浪江町のストリートビューでの公開、4月には東日本大震災で津波による被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の沿岸地域の撮影を開始したことも発表している。

また、21日には東日本大震災の影響を大きく受けた岩手県、宮城県、福島県の3県の経済復興を支援するプロジェクト「イノベーション東北」を発表しており、インターネットを通じた場所にとらわれない支援活動のプラットフォーム提供など、同社ならではの復興支援も展開している。

今回、撮影が開始された撮影地域は、福島第一原子力発電所事故で帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域指定エリアの飯舘村、葛尾村、川内村、田村市、楢葉町、南相馬市。同社のオフィシャルブログでは、撮影はエリアに応じて数週間から数カ月を予定しており、国や自治体の定めるガイドラインに沿って、安全に十分配慮して行うこと、2013年中の公開を目指していることを記している。