シャープは、ブルーレイディスク(BD)レコーダー「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-W2300」(HDD容量2TB)と「BD-W1300」(HDD容量1TB)を発表した。発売は5月29日で、価格はオープン。推定市場価格は、BD-W2300が100,000円前後で、BD-W1300が80,000円前後となっている。

写真上が「BD-W2300」、下が「BD-W1300」

「見る・編集」「予約する」「ダビング」などの基本的な操作を、ガイドを見ながら行える新機能「ビジュアルホームメニュー」を搭載するモデル。リモコンの「ホーム」ボタンを押すと、大きな文字とイラスト付きの操作メニューが起動する。

視覚的に分かりやすい「ビジュアルホームメニュー」

また、長時間モードの録画データを高画質で再生できる「高画質マスターエンジンBD」を搭載。長時間モードで録画した場合、圧縮の関係でブロックノイズや文字のエッジノイズなどが発生しやすくなるが、これを抑えてキレイな映像を再現する。録画番組以外に、BDやDVDを再生する際にもノイズが低減される。

スマートフォンとの連携も重視されており、専用アプリ「AQUOSリモート予約」をインストールしたスマートフォンを使って、外出先から録画予約を行ったり番組を検索したりできる。

左から番組詳細画面、おすすめ番組画面、お気に入り画面

スマートフォンを使った機能としては、「スマートフォン ボイスリモコン」も利用可能。スマートフォンで音声検索が可能になるもので、スマートフォンに向かって発したキーワードに関連する番組がリスト表示される。利用には専用アプリ「レコーダーIPコントロール」が必要。

録画後の機能では、ハイビジョン画質のままスマートフォンへWi-Fi経由でダビングを行える「スマートフォン Wi-Fiダビング」や、リスト表示画面で録画番組をサムネール画像で確認できる「見どころポップアップサーチ」を備えている。

「見どころポップアップサーチ」

HDD容量以外の主な仕様は2モデル共通で、搭載チューナーが地上/BS/110度CSデジタル×各2基、搭載する接続インタフェースがHDMI出力×1系統、アナログ映像入力×1系統、アナログ映像出力×1系統、D端子(D1/D2/D3対応)×1系統、光デジタル音声×1系統、USBポート×2基(データ送受信用×1基、外付けHDD/無線LANアダプタ用×1基)、LANポート×1基となっている。

本体サイズはW430×D235×H58mmで、重量はBD-W2300が約3.5kg、BD-W1300が約3.3kg。消費電力は、約23Wとなっている。