米Microsoftは3月6日 (現地時間)、「Office 2013」の使用ライセンスを変更し、別のPCへのライセンスの移管を可能にしたことを明らかにした。これはユーザーからのフィードバックに応じる形で見直したものだという。なお日本は他国と異なり、パッケージ製品のライセンスを同一ユーザーが使用する他のPCに移管することが最初から認められていた。
米国をはじめとする主要国では、Home and Student 2013、Home and Business 2013、Professional 2013、スタンドアローンのOffice 2013アプリケーションなどは、PCが保証期間中に故障した場合を除いて同一デバイスに使用が制限されていた。2月19日にOfficeの公式ブログ「Office News」でJevon Fark氏がOffice 2013とOffice 365のライセンス数と移管オプションについて説明。その後、使用ライセンスを新しいPCに移管できないことについてユーザーから疑問の声が上がっていた。見直された使用ライセンスでは、90日間に1回までなら自由に別のPCに使用ライセンスを移管できる。つまり当該国において移管オプションは、Office 2010のフルパッケージ製品と同じになった。