ナナオは4日、非光沢(ノングレア)のIPSパネルを採用する21.3型のスクエア液晶ディスプレイ「FlexScan S2133-H」を発表した。ブラックとセレーングレイの2色を用意。4月30日より発売し、価格はオープン、直販価格は89,800円。
解像度が1,600×1,200ドット(UXGA)の21.3型スクエア液晶ディスプレイ。IPSパネルを採用しているため視野角が広く、ノングレア画面なので光の反射や映り込みが少ない。周囲の明るさに応じて最適な表示輝度に調整する「Auto EcoView」や、表示を紙のような風合いに調整する「Paperモード」を搭載する。これらを併用することで、ディスプレイから発せられるブルーライトを大幅にカットできるという。
「EcoView Optimiser 2」では、映像の雰囲気を損なわないようにしながら、映像に連動してバックライトの輝度を抑制。その他の節電機能と合わせて消費電力を削減し、消費電力は標準で12W(最大45W、節電/待機時:0.3W以下)となっている。電源管理ソフト「EIZO EcoView NET」にも対応し、同一ネットワークにある複数のディスプレイの輝度設定、電源の管理などを1台のPCで一括して行える。
主な仕様は、解像度が1,600×1,200ドット、視野角が水平/垂直とも178度、輝度が420cd/平方メートル、コントラスト比が1,500:1、応答速度が6ms(中間階調域)。VESAマウント100×100mmに対応し、アップストリーム×1/ダウンストリーム×2のUSB 2.0ハブ機能を搭載。
スタンドのチルト角度は上40度、スイーベルは70度まで可動。高さ調節は82mmまで、右回転90度のピボットも行える。映像入力インタフェースはDVI-D×1(HDCP対応)、D-sub×1、DisplayPort×1(HDCP対応)。本体サイズはW465×D208.5×H453~535mm、重量は8.6kg。