シャープは2月21日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」のパーソナル向けモデル「LC-24K9」を発表した。ブラックとホワイトの2色が用意されており、ブラックモデル(LC-24K9-B)は3月12日発売で、ホワイトモデル(LC-24K9-W)は4月5日発売。価格はオープンで、推定市場価格は45,000円前後。
AQUOSのラインナップのなかでも、パーソナル向けのもっともベーシックなモデルとなるのが、新シリーズ「K9」だ。シングル3波チューナーのLEDバックライトモデルで、ネット機能などは搭載されていない。
既発売の「K7」シリーズでは、24V/22V型(LC-24K7/22K7)でも、フルハイビジョンパネルを採用していたが、LC-24K9では、1,366×768ドットのハイビジョンパネルとなる。テレビコントラストは10,000:1で、視野角は176度だ。
入力インタフェースは、HDMI×3系統に、AV入力×1系統、D5端子×1、PC入力(D-Sub)×1系統を装備する。放送画面と外部入力の2画面表示も可能だ。HDMI 2入力はMHLに対応しており、MHLに対応したスマートフォンの画面をテレビに表示することが可能だ。表示と同時に充電も行うことができる。
USBポートを1基装備しており、外付けUSB HDDへの録画に対応する。バッファローが発売している長時間録画ハードディスク「レコロング」も利用可能だ。
なお、LC-24K9はシングルチューナーモデルなので、裏番組録画には対応していない。また、録画機能を使用していない場合は、USBメモリに保存された画像を使用して、デジタルフォトフレームのようにスライドショー表示を行うこともできる。
目覚まし時計として利用可能な「おはようタイマー」機能も搭載。指定した時間にベル音や電子音を鳴らすことができる。おはようタイマー機能では、イヤホン端子にイヤホンが接続されている状態でも、スピーカーから音が出る。
本体サイズはW561×D178×H391mmで、重量は約5.4kg(スタンド込み)。消費電力は約55Wで、年間消費電力量は37kWh/年となっている。