ナナオは14日、セキュリティ市場に向けてBNCインタフェースを搭載した17型/スクエア型の液晶ディスプレイ「DuraVision FDS1703」を発表した。ブラックとセレーングレイの2色を用意。2月20日より発売し、価格はオープン、直販価格は69,800円。

DuraVision FDS1703

2010年2月に発売された「DuraVision FDS1701」の後継モデル。セキュリティ市場で広く使われているBNCコンポジット端子を備え、セキュリティカメラなどを接続できる。また、アンダースキャン表示に対応し、ノーマル表示(95%)で枠外となる領域も参照できるため、CRTからのリプレースにも適しているという。

主な仕様は、液晶パネルがTN方式、光源がLEDバックライト、解像度が1,280×1,024ドット、視野角が水平160度/垂直140度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が800:1、応答速度(黒→白→黒)が30ms。

映像入力インタフェースはD-Sub、BNCコンポジットで、0.5W+0.5Wのスピーカーを内蔵する。スタンドでは上30度のチルト、左右70度のスウィーベル、100mmの高さ調節、右90度のピボットが可能。VESA 100mmマウントにも対応する。

最大消費電力は36W、節電時消費電力は8W、待機時消費電力は1W。本体サイズ(横表示)はW380×D205×H00~500mm、重量は約5.9kg。