28nmを採用するRichland後継APUのKaveri、今年後半に市場投入へ
なお、Su氏は28nmプロセスを採用するRichland後継APU"Kaveri"(カヴェリ)についても、今年後半に市場投入する意向を明らかにした。
同APUは、CPUコアに第3世代のBulldozerアーキテクチャとなる"Steamroller"アーキテクチャを採用。スレッド処理性能のさらなる向上を図るとともに、グラフィックスコアにGCNアーキテクチャを採用することで、同社が推進するヘテロジニアスコンピューティングアーキテクチャ(HSA:Heterogeneous System Architecture)に対応する初のAPUとなる。
このHSAについては、昨年6月にARMやImagination、Texsas Instruments、MediaTekなどと、オープンソースのアーキテクチャ化を目指す非営利団体「HSA Foundation」が創設された。現在はQualcommとSamsungも加わり、主要なARM SoCベンダーがすべて参加し、CPUとGPUコアを効率よく連係させる環境整備が進められていることも明らかにされた。