英Canonicalは1月2日(現地時間)、同社Linux OSの「Ubuntu」にスマートフォン向けのインターフェイスを搭載した「Ubuntu for Phones」の提供を開始した。1月8日より米ネバダ州ラスベガスで開催されるCES 2013にてデモストレーションが公開される見込み。

同社のUbuntuをベースにした携帯電話向けのOSで、タッチスクリーンの四端から中央に向けて指をスライドさせることでシステム操作が可能なインターフェイスを採用している点が特徴。これにより、アプリ切り替えや1つ前の画面に戻る、設定の呼び出しやステータスの確認などがシンプルな操作で行える。機能的な特徴としては、コンテンツまでを含む包括的な検索機能に加え、ボイスコントロール、ネイティブまたはWeb/HTML5ベースのアプリが利用可能な点が挙げられる。

低価格端末と「スーパーフォン」と呼ばれるハイエンドの2つの市場をターゲットにしており、特に低価格端末についてはパフォーマンス面で大きなメリットがあるとCanonicalでは説明している。そのほか機能的な特徴やスペック等の情報についてはUbuntuのサイトを参照のこと

(記事提供: AndroWire編集部)