デネットは19日、HDDなどのデータを完全に消去するソフト「SECUDRIVE Sanitizer 日本語版」を発表した。シンプルな操作で初心者でも簡単に実行できることを特徴としている。発売開始は2013年1月12日の予定。標準価格は2,940円。

SECUDRIVE Sanitizer 日本語版

基本的な使い方は、PCに接続されたHDDやUSBメモリなどの記録メディアを選択して、抹消モードを指定して実行ボタンをクリックすればOK。OS起動領域を含むHDDも、そのHDDを指定すれば再起動後、自動的に抹消を開始する。

シンプルな操作画面

同社では想定使用シーンとして、PCやHDDを廃棄・売却、リース返却にあたりすべてのデータを消去する際や、プライバシーマーク取得企業でのデータ管理などを挙げている。

抹消モードは書き込み回数1回の定数オーバーライト方式から、3回書き込みの米国防総省規格「DoD 5220.22M(E)方式」、同7回の「DoD 5220.22M(ECE)方式」、同35回のGutmann方式まで用意されている。対応OSはWindows XP/Vista/7/8。