Cooler Masterは14日、同社製PCケース2製品を発表した。長さ363mmまでのハイエンドグラフィックスカードが搭載可能な小型ケース「Elite 344 Silver」と、エントリー向けPCケースの新シリーズ「Kシリーズ」の第1弾としてミドルタワーケース「K380」をラインナップする。ともに12月21日より販売を開始。店頭予想価格は、「Elite 344 Silver」が6,400円前後。「K380」が7,000円前後。
Elite 344 Silver
Elite 344 Silverは、マイクロATXとMini-ITXに対応するミニタワーPCケースで、通常時は長さ250mmまでのグラフィックスカードを搭載できるが、3.5インチシャドーベイを取り外すと長さ363mmまでのグラフィックスカードが搭載可能で、小型ケースながらゲーミングPCの自作などにも利用できる。
ケースファンとして、フロントに120mmファン×1基を配置する。オプションで左側面に90mmファン×1基、リアに120mmファン×1基を増設することも可能。
搭載ベイ数は、5.25インチベイ×2、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×5(うち4つは取り外し可能)。インタフェースはUSB 3.0×1、USB 2.0×2、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、背面拡張スロットは4。対応電源はATX。本体サイズはW183×D436×H356.8mm、重量は約4kg。
K380
K380はデザイン性と拡張性の高さが特徴のエントリー向けPCケース「Kシリーズ」の第1弾モデル。ドライブベイの数の多さやハイエンドグラフィックスカードも搭載可能な内部スペースなど、ハイエンドPCの自作にも対応できる。
ケースファンとして、フロントに120mmファン×1基を配置する。オプションで左側面に90mmファン×1基、リアに120mmファン×1基、ボトムに120mmファン×1基を増設することも可能。
搭載ベイ数は、5.25インチベイ×3、3.5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×5、2.5インチシャドーベイ×3(内2つは付属の2台対応アダプターを3.5インチシャドーベイ×1に取り付けて使用)、インタフェースはUSB 3.0×1、USB 2.0×1、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、背面拡張スロットは7。対応電源はATX。本体サイズはW209×D479×H445mm、重量は約4.7kg。