NTTドコモは11月27日、同社のAndroidスマートフォン「Xperia acro HD SO-03D」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)向けにソフトウェアアップデートを実施すると発表した。最新ソフトウェアを導入することで、OSをAndroid 4.0に刷新できるほか、新たにムービーアプリやWALKMANアプリを追加できる。
最新ソフトウェアの提供は11月27日より順次開始する。Xperia本体(3G/Wi-Fiネットワーク接続)からアップデートするほか、パソコン経由で実施することもできる。
Xperia acro HD SO-03Dは、約4.3インチ(1280×720ドット)の高精細HD液晶を搭載したスマートフォン。ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信など日本の携帯電話でおなじみの機能を搭載し、国内向けXperiaシリーズとしては初めて防水性能を備える点が特徴。
最新ソフトウェアを導入することで、ホーム画面にウィジェットが追加されるなど、UIデザインが刷新される。また、自身の顔をフロントカメラで写すだけで画面ロックを解除できる「フェイスアンロック」が追加されるほか、電源キーと音量キー(下)を同時に押すことでスクリーンショットの撮影が可能となる。設定画面からアプリケーションを無効化する機能、不在の場合に事前に用意したメッセージをSMSで送信する機能、電話帳のグループ設定機能なども追加される。
加えて、映画などのコンテンツを高画質、高音質で再生できるムービーアプリケーションが追加される。さらに、ミュージックアプリがWALKMANアプリに、ギャラリーアプリがアルバムアプリに差し代わる。このほか、ソニーのブルーレイディスクレコーダーやソニー・コンピュータエンタテインメントの「nasne 」などDTCP-IP対応機器との連携に対応。これらの機器と連携利用することで、テレビ番組のライブ視聴や録画番組の視聴のストリーミング再生が可能となる。
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