「EOS 6D」(交換レンズ「EF24-105mm F4L IS USM」を装着した状態)

キヤノンはデジタル一眼レフカメラ「EOS 6D」を11月30日より発売すると発表した。

9月の製品発表時点では、12月上旬の発売とされていたが、今回発売日が正式に決定された。

パッケージはボディのみのものと、交換レンズ「EF24-105mm F4L IS USM」が付属するレンズキット、「EF24-70mm F4L IS USM」が付属するレンズキットが用意される。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はボディのみが198,000円前後、レンズキットがEF24-105mm F4L IS USM付属版で268,000円前後、EF24-70mm F4L IS USM付属版で328,000円前後となっている。EF24-105mm F4L IS USM付属のレンズキットは当初想定より30,000円前後安くなった。

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EOS 6Dは、フルサイズ(35.8×23.9mm)CMOSセンサーを搭載するモデルでありながら、同じくフルサイズセンサーを搭載する「EOS 5D Mark III」より約170g軽い約680gを実現したデジタル一眼レフ機。

また、「EOS」シリーズとして初めてWi-Fi(無線LAN)接続機能を内蔵しており、PCやスマートフォンに無線で撮影画像を転送したり、スマートフォンからリモート操作したりすることが可能。

なお、EF24-70mm F4L IS USMが付属するパッケージは、9月の発表時点ではラインナップされていなかったもの。同レンズが11月6日に発表されたことで新たにラインナップに加えられることになった。このパッケージのみ、12月中旬発売となる。

「EOS 6D」フォトギャラリー(クリックで拡大とスライドショー)