kobo gloについて

「kobo glo」はディスプレイを照らすフロントライトを内蔵したのが大きな特徴。「kobo Touch」ではフロントライトが非搭載だったため、暗い場所では使えなかったが、「kobo glo」では昼夜問わずに読書をすることができるようになった。

さらに、ディスプレイ解像度をアップさせ、kobo Touchよりも文字が読みやすいものにし、プロセッサも新たに設計、端末のスペックを向上させたことで、反応速度も格段に向上したという。

kobo glo

利用シーンとして紹介されたのは飛行機の中や寝室など。「β版を飛行機のなかで使ってみたが、軽くていいな」と三木谷氏も太鼓判を押した。価格は7,980円で、本日1日より予約受付を開始、11月15日から出荷される。

kobo miniとkobo arcほか

「kobo mini」はkobo Touchのミニバージョンとなる端末。5インチサイズのディスプレイで、携行性をさらに高め、若い女性や子供にも使える端末として発表した。価格は6,980円で12月中旬に出荷開始となる。予約開始日は後日発表される。

女性や子供でも使えるkobo mini

さらに、カラー端末の「kobo arc」についても触れ、近日発売予定とした。また、今後の展開として、アプリの提供も行う予定だ。Androidアプリは年内に、iOSアプリは近日中にリリースされる。

kobo arcは近日発表される

新製品で気になるのはアクティベーションの問題。「kobo Touch」販売開始時にアクティベーションができない人が多数出たが、このことについて、同氏は「(kobo Touchで対処したように)今後販売される端末についても、Wi-Fi接続できれば1、2分以内に接続できるようになる。前回の反省を踏まえて、そのようなことがないように最善をつくしていきたい」と述べた。

コンテンツについては、当初、年内20万タイトルを目標としてきたが達成は微妙な状況になりつつある。「残り2カ月で13万5,000冊を用意しなければならないが、1万冊、2万冊といった大きな単位で、入ってくる予定があります。タイミングが合えば、目標を達成できるかもしれませんし、できなければ(来年の)1月にズレ込むこともありえます」(同氏)と話した。