サンディスクは18日、コンパクトフラッシュの次世代規格「CFast 2.0」に対応したフラッシュメモリカードを開発すると発表した。転送速度が最大167MB/秒の従来型コンパクトフラッシュと比べ約4倍高速化し、転送速度が理論値で最大600MB/秒となっている。
同規格を策定しているコンパクトフラッシュアソシエーションは、18日よりドイツで開催している写真・イメージング分野の大型展示会「フォトキナ ワールド・オブ・イメージング 2012」にて、CFast 2.0のドラフト仕様を発表。同社はこれを受け、CFast 2.0対応のコンパクトフラッシュの開発を進める。
CFast 2.0 ドラフトのインタフェースはSATA 3.0で、転送速度は最大600MB/秒(理論値)。本体サイズは42.8×36.4×3.6mm。
同社ではCFast 2.0対応のフラッシュメモリカードを「プロ向けの写真・映像撮影の未来を切り開くもの」とし、30fpsの4K映像や、40Mピクセル以上の解像度が予測される次世代デジタルカメラでの撮影など、ファイルサイズの大きなデータでも、PCへの高速転送が可能としている。