ニコンは9日、デジタルカメラ「COOLPIX L」シリーズの新モデルとして、25~350mm相当の光学14倍ズームを搭載した「COOLPIX L610」を発表した。8月30日より販売を開始する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。カラーはブラックとレッドの2色。

ブラック

レッド

「COOLPIX L610」は、撮影を楽しむための機能と使いやすさを重視した「COOLPIX L」シリーズの新モデル。25mm相当から350mm相当までをカバーする光学14倍の高倍率ズームレンズには、レンズシフト式の手ぶれ補正機能を備える。夜景や室内などの光量の少ない場所でも低ノイズの高感度撮影を可能にする有効1,602万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。シミュレーションと人間工学に基づく分析でユーザーが被写体を選ぶ条件を分析した被写体抽出技術「ターゲットファインAF」により、撮りたいものにカメラを向けるだけでカメラが最適な被写体にピントを合わせてくれる。

6種類の「らくらくオート撮影」のシーンモード、4種類のスペシャルエフェクト、5種類のフィルター効果で多彩な撮影を楽しめる。

主な仕様は以下のとおり。撮像素子は有効画素数1,602万画素の1/2.3型原色CMOSセンサー、レンズが焦点距離25~350mm相当(35mmフィルム換算時)、開放F値がF3.3~5.9、感度はISO125~1600(オート撮影モード時のみISO3200も設定可能)。背面のモニターは約46万ドット・3型の液晶方式。記録可能なメディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(28MB)で、バッテリは単3形電池×2本。記録形式は静止画がJPEG/MPOで、動画がH.264/MPEG-4 AVC。最大記録画素数は静止画が4,608×3,456ドット、動画が1,920×1080(30fps)。

背面

サイズ・重量は、約W108.0×D34.1×H68.4mm(突起部除く)、約240g(電池/SDメモリーカードを含む)。