インテルとKDDIは7月31日、Ultrabookに搭載するインテル スマート・コネクト・テクノロジーに対応した「au Wi-Fi接続ツール」を開発、7月27日より提供を開始したと発表した。

インテル スマート・コネクト・テクノロジーは、Ultrabookに搭載されている機能の1つ。スリープ状態でも、スケジュールで予定した時間になるとシステムを起動し、ネットワークとの再接続を行い、電子メールやSNSの情報を取得し、PC内の情報を最新に保つことができる。

今回の協力では、インテルの技術提供の下、KDDIがインテル スマート・コネクト・テクノロジーに対応したUltrabook向けに「au Wi-Fi接続ツール」を開発した。

「au Wi-Fi接続ツール」は、KDDIが提供する無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」に、簡単に接続して利用するためのツール。「au Wi-Fi接続ツール」をUltrabookにインストールすることで、全国の10万カ所以上の「au Wi-Fi SPOT」でインテル スマート・コネクト・テクノロジーの機能を利用し、スリープ状態での通信が行えるようになる。

両社は引き続き、業界各社との協力を推進し、Ultrabookの普及とユーザーの利便性を向上させるサービスを提供していく予定だという。