MOTUは、モバイルレコーディングなどに最適なコンパクトタイプのFireWire/USBオーディオ・インタフェース「Track16」を発表した。

「Track16」は、コンパクトながら快適な操作が行えるFireWire/USBオーディオ・インタフェースだ

同製品は、小型・軽量なボディーに、各種切替えを素早く行えるワンタッチ・オペレーションボタン、視認性に優れた入出力LEDメーター、大型エントリーノブなど備えたFireWire 400およびUSB 2.0接続対応のオーディオ・インタフェースとなっている。

専用ブレイクアウトケーブルにより、豊富な入出力を確保している

本体および専用のブレイクアウトケーブルにより、ULXのXLRマイク入力やふたつのTRSライン入力、ステレオミニライン入力、ふたつのHi-Z対応ギター入力など豊富な入出力端子を装備。さらに、ADAT端子(TOSlink兼用)によるデジタル入出力や、1系統のMIDI入出力にも対応する。

また、内蔵DSPを活用しミキシングやエフェクト処理を行える「CueMIX FX」機能もサポートされている。なお、USB2.0およびスタンドアローンでの動作時は、同梱のDCアダプタが必要。FireWire接続時のみバスパワーでの動作が可能となっている。

同社オーディオ・インタフェース製品ではお馴染みの「CueMIX FX」機能もサポート。入出力の管理や、内蔵DSPによるミキシングおよびエフェクトなどの操作が快適に行える

対応OSは、Mac OS X version 10.5.8以降(10.6/10.7含む)、Windows Vista SP2以降(7を含む)。同社Mac用DAWソフトウェア「AudioDesk」などが付属する。

なお、同製品の国内での発売予定については現在のところ未発表となっている。