ライカ、レンジファインダーカメラ「ライカM9-P」のエルメスバージョン発表

ライカカメラジャパンは11日、デジタルレンジファインダーカメラ「ライカM9-P エルメスエディション」を発表した。発売時期、価格ともに現時点では未定となっている。

「ライカM9-P エルメスエディション」

世界的なファッションブランドであるエルメスとコラボレーションした、特別限定モデル。デザインは、世界的に著名なカーデザイナーのワルテル・デ・シルヴァ(Walter de’Silva)氏が担当した。

ボディには、エルメスならではのオークルカラーの最高級カーフ「ヴォー・スウィフト」をまとうほか、トップカバーやベースプレート、シャッタースピードダイヤル、マルチファンクションホイール、レリーズボタンなど、随所に高級感を感じさせるデザインに仕上がっている。また、通常版の「ライカ M9-P」のトップカバーにはライカのクラシックロゴが刻印されているが、本モデルではこれを省略。代わりに限定モデルのシリアルナンバーが刻印され、プレミアム感を演出している。

パッケージは、シルバーアルマイト仕上げが施された標準レンズ「ライカズミルックスM f1.4/50mm ASPH.」がセットになったもの(世界限定300台)と、同じくシルバーアルマイト仕上げの3本のレンズ「ライカズミクロンM f2.0/28mm ASPH.」、「ライカノクティルックスf0.95/M50mm ASPH.」、「ライカアポ・ズミクロンM f2.0/90mm ASPH.」がセットになったた「ライカM9-P エルメスエディション - セリエ・リミテ・ジャン・ルイ・デュマ (Serie Limitee Jean-Louis Dumas)」(世界限定100台)の2種類が用意される。

ライカM9-P エルメスエディション - セリエ・リミテ・ジャン・ルイ・デュマは、2010年5月に亡くなったエルメス前社長ジャン・ルイ・デュマ氏とライカとの友好を記念したモデルで、エルメスのアトリエで手作りされたカメラバッグがセットになっている。

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