Far Cry 2(グラフ40~45)
Ubisoft
http://farcry.uk.ubi.com/experience/
ベンチマーク手順はこちら。流石にこのテストでフレームレート変動を示してもあまり意味が無いので、今回は平均/最小/最大フレームレートだけ。まずDirectX 10のUltra Qualityにおける平均フレームレート(グラフ40)を見ると、Radeon HD 7950とRadeon HD 7870がほぼ同じで、同様にRadeon HD 7850とRadeon HD 6950がほぼ一緒である。これに比べるとRadeon HD 6850はやや落ち、Radeon HD 7770はそこから更に落ちる感じだ。これは(ややRadeon HD 7870の数字が暴れているが)最小フレームレート(グラフ41)や、(ややRadeon HD 6850の数字が変だが)最大フレームレート(グラフ42)でも共通する話である。どうも、Radeon HD 7850以上の描画性能があれば、むしろCPU(Core i7-2600K)がボトルネックになるが、Radeon HD 6850とかRadeon HD 7770はまだそこまでの域に達していないということだろう。
この傾向はDirectX 9のLow Qualityの場合も同じである。平均フレームレート(グラフ43)では、ついにRadeon HD 7850以上の4製品は大差なく、Radeon HD 6850とRadeon HD 7770のみが離されている感じである。最小フレームレート(グラフ44)や最大フレームレート(グラフ45)も傾向は同じである。もっともRadeon HD 7700シリーズはメインストリームのローエンド($99~$199の価格帯)向け製品だから、これでここまで頑張れれば十分という考え方もある。